あっ！って気づかせてもらったおはなし会 バーンロムサイ主催者名取美和さん。

チェンマイでHIV感染した子供達と共に生活している名取さんのお話会に巡り会った。
会場では子供達の作品展もやっていた。それらはぶらさがっていたり、棚に陳列されていたり。。。　ちと不恰好なのだがどれも表情が憎めないテディベア達。地元の伝統的な織物をリメイクして作ったバックや洋服は、どれも手間を惜しまず色の合わせが絶妙でいい風合いだ。あまりの完成度の高さに私の財布は口がゆるくなる。（近々買いに行く予定）


「恵んでもうらうのではなく、自分達で生み出していくんです。それは自信になります」と語る名取さん。
子供達を哀れんでもらうのではなく、自分達のアイディアで商品をつくり、レストランをつくり、ゲストハウスまで作ってしまった（今も現在進行形）。その行動力にやられました。やろうと思いつつ後回しにしてしまう自分にカツを入れられました。キチンと誠意をもって続けていけば、そういう方向に物事は動いていくんだなと。

「世界が、世の中がどうなっているか知らなければいけません。不景気不景気って言われてますが、先進国である日本は十分に景気がいいですよ。豊かですよ。これ以上皆さんは何をほしがっているのですか？」

「愛情と時間とお金があれば幸せです。子供達は幸せに生活してます。」

「自分の為だけに生きるのではなく、人の為に何かをしてあげてください（幸せを人に分けてあげてください）」

名取さんの一言一言が自分が忘れかけていたものでした。この出会いも偶然ではなく、そういうタイミングでめぐってきたのだなと実感しました。




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